2016年1月9日土曜日

どこまで背負うのか、という線引きも大事。



最近のニュースで、病気を機に離婚する夫婦が増えている、と耳にしました。

病気を二人で乗り越える、というケースももちろんありますが、

一方が重めの病気だと、もう一方にかかる負担は相当なものがあります。

家事、仕事、お金のやりくり、相手の両親や親戚とのやり取り、

病気の内容によってはヘルパーさんとのスケジュール調整や病院に頻繁に顔をだす必要もでてきます。

両立、どころの話ではなくなってきますし、
自分も倒れてしまわないように気を付けなければなりません。

20代、30代の若年性うつも、多いですね。

相手がうつになってしまい、 今後どうしたらいいか正直迷っています、

治ったけれど、またぶり返してしまったら私も精神的に次はもたなそうです…

いつよくなるのかも分からないし、一緒にいるのも辛い…

と結婚していなくても深刻な状況になります。

病気になってしまった方も、相手にこれ以上迷惑をかけたくない、縛りたくない、

この病気の状態を見てほしくない、と

苦しい気持ちになる方もいるでしょう。

病気になってしまった人も、病気の人とお付き合いしている人も

どこで折り合いをつけるのか、
どこまで背負うのか、

よく考え、答えをだす必要がでてきます。
相手の親族の方とも話し合うケースも含めて。

相手が病気になってしまって、
孤独と不安な気持ちを抱えたまま、看病し続けることほど、辛いことはありません。

看病を一心に背負いすぎると、

視野が狭くなり
貴方自身の心身が置いてきぼりになってしまう…

のは一番避けたいケースです。

離れる、という決断を下したとして、
相手を見捨てたんだ、という罪悪感に
押し潰されないでください。

自分を責めすぎないでください。

たくさん考えて悩んでだした、
苦渋の決断だったはずなのですから。

どうか一人で抱え込みすぎないようにしてくださいね★.。・:*:・゚`☆.。・: