離れようとしても
いつも追いかけてくる。
もう時はだいぶ経つはずなのに
あの人の残像が離れてくれない。
僕が離れようとすると、
それを察知するかのように
無意味な内容の連絡がかかってくる。
いっそ、君のものに
なってしまえたらいいのに。
もどかしい気持ちばかりで
僕はそこに
ずっとうずくまったままでいるんだ。
為す術もなく。
君が、僕のことを待っているワケもないのに。
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何もできなくて
立ちすくんでしまう時もあります。
先へも進めず、後にもひけない。
一進一退。
そんな時でも
人って色んなことを想い、描くのだと思います。
あの時のことを思い出すと
辛くて悲しくて苦しいのと同時に
鮮烈に美しい記憶として
貴方には輝いて視えるのかもしれません。
その記憶や思い出に
知らぬうちに支えられ救われているのかもしれません。
答えや意味を
無理に見いだす必要もないんじゃないか、と
私はたまにそう思うのです。